VOĈO ─青年部役員のひとこと─

「まつごころ」コラム 

 

 
 

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おほもと
大本とは

 
■ 大本の概要
 大本は、宇宙万物を創造された主神の愛善と信真にもとづく地上天国建設を目的としています。
諸悪の根元は、人心の利己主義(われよし)と弱肉強食(つよいものがち)にあるとし、人類が四大綱領(祭・教・慣・造)の本義にかえり、四大主義(清潔主義・楽天主義・進展主義・統一主義)の生活を実践することを説いています。
また、すべての正しき宗教や教えは究極の実在(一つの主の神)から出ていると説く万教同根の真理に基づき、各宗教宗派が大和協力するよう、活発な宗教協力・宗際化活動を行っています。

■ 大本の歴史
 明治25年(1892)、出口なお開祖に大地の主宰神、艮(うしとら)の金神=国祖・国常立尊(くにとこたちのみこと)が帰神して「三千世界の立替え立直し」を宣言、開祖が昇天する大正7年(1918)までに世界への預言・警告の筆先(半紙20枚綴り1万巻)を記しました。

明治31年(1898)出口王仁三郎教祖は、神霊の導きにより、郷里の高熊山(京都府亀岡市)で1週間の霊的修業をし、現界・幽界・神界、三界の過去・現在・未来を洞察する神力を受け、救世の使命を悟りました。
同32年(1899)王仁三郎聖師は、神命を受け、大本に入り、開祖の五女出口すみこと結婚し、開祖とともに大本の基礎を築きました。

大正6年(1917)から開祖の筆先を『大本神諭』(全7巻)として発表。
同10年(1921)から、王仁三郎の高熊山修業の際、見聞した内容を口述した救世の書『霊界物語』(全81巻83冊)を刊行。
同8年(1919)亀岡城址を入手し、“霊国”の移写・神教宣布の中心(天恩郷)とし、発祥の地・綾部を“天国”の移写・祭祀の中心地(梅松苑)として二大聖地を築きました。

王仁三郎聖師が大本入りしてからは、大本の教勢は飛躍的に伸び、国家当局はその影響力を見のがすことができず、大正10年(1921)には第一次弾圧を、ことに昭和10年(1935)には「大本をこの世から抹殺する」として第二次弾圧を受けてしまいます。

昭和20年(1945)無罪判決により第二次大本事件は全面解決し、翌21年(1946)に愛善苑として再発足します。
同27年(1952)、出口直日(王仁三郎、すみこの長女)が三代教主を継ぎ、教団名を大本に復活、出口日出麿三代教主補とともに、人心の改造と世界恒久平和実現につとめました。

平成2年(1990)出口聖子(直日、日出麿の三女)が四代教主を継承しました。
平成4年(1992)開教百年を迎え、綾部・梅松苑には、天地の親神をまつる神殿「長生殿」が完成しました。

平成13年(2001)4月29日、出口聖子四代教主の昇天により、出口 紅(聖子の養女、直日・日出麿の孫)が五代教主を継承しました。
21世紀をむかえるとともに、大本百年の基礎を経て大本神業(しんぎょう)は新たな段階を迎えています。

■ 教 義
 次の言葉は開祖帰神の際の筆先であり、「初発の神諭」(明治二十五年旧正月)といい、大本開教の目的等が端的に表現されている。
「三ぜん世界一度に開く梅の花、艮の金神の世に成りたぞよ。梅で開いて松で治める、神国の世になりたぞよ。この世は神が構はな行けぬ世であるぞよ。今は獣類(けもの)の世、強いもの勝ちの、悪魔ばかりの世であるぞよ。これでは、世は立ちては行かんから、神が表に現はれて、三千世界の天之岩戸開きを致すぞよ。用意をなされよ。この世は全然(さっぱり)、新(さら)つの世に致して了うぞよ。三千世界の大洗濯、大掃除を致して、天下泰平に世を治めて、万古末代つづく神国の世に致すぞよ。神の申した事は、一分一厘違わんぞよ。毛筋の横巾ほども間違ひは無いぞよ。これが違うたら、神は此の世に居らんぞよ」
開祖の神諭(筆先)に一貫して述べられていることは――大地を修理固成した国祖・国常立尊が神界三千年の永い歳月を退隠して以降、地上の人心は“われよし”(利己主義)、 “強いもの勝ち”(弱肉強食)に堕し、このままの状態が続けば地上は危機的状況を迎えて「人民は三分になる」と警告。その窮状を救うため、国祖神が再びこの世に出現して、“三千世界”(※注―大本では「神界・幽界・現界」の三大境界をいい、過去・現在・未来をも指す)を立替え立直し、“みろくの世”(※注―大本では、主神が理想とする至仁至愛の世界、地上天国をいう)を実現することが宣言されている。
 大本教義の基本として、以下の「教旨」「学則」がある。
〔教旨〕大本は、左の聖言をもって教旨とする。
神は万物普遍の霊にして人は天地経綸の主体なり、神人合一して茲(ここ)に無限の権力を発揮す。
〔学則〕大本は、独一真神の無限絶対にましまし、神徳の広大無辺なることを覚るため、左の三ヵ条を学則とする。
一、天地の真象を観察して、真神の体を思考すべし。
一、万有の運化の毫差なきを視て、真神の力を思考すべし。
一、活物の心性を覚悟して、真神の霊魂を思考すべし。
 また大本では、人類が四大綱領(祭・教・慣・造)の本義にかえり、四大主義(清潔・楽天・進展・統一)にもとづく生活実践を主張するとともに、みろくの世実現のため、万有一体、万教同根の真理にもとづいて大和協力し、人類愛善の実践につとめることを使命として活動している。

 

 大本は天啓教(天からの啓示をうけて発祥した宗教)であると同時に、経綸教(けいりんきょう)でもあります。
教祖(出口なお、出口王仁三郎)時代以来、大本には神霊が永遠に降下して、人の世の経綸(しぐみ、プログラム)を行うと示されています。
したがって大本で起こった出来事が、鏡に映したように、日本に世界に同じように起こった事柄が少なくありません。
つまり大本の歴史は、時代に応じた神の経綸が、日本・世界に投影した歴史でもあります。

 


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